YouTubeを見ていて先見の明があるなと驚かされたことは、中国の視聴者を取り込むために中国語を学び始めたというYouTuberがいたことです。日本人の多くが日本語で情報発信する代わりに、英語字幕を付けたりするなどしていますが、自分が外国語を学習して、ファンを増やそうという新たな試みをしているのを見たのはそのYouTuberが初めてでした。現在のところ、中国政府の方針により、YouTubeは中国国内では視聴することができません。しかし、中国人は世界中に分布していて、華僑たちが中国人向けにビリビリという中国の動画サイトに日本のYouTuberの動画を転載しているというのです。ビリビリに転載された動画は、広く中国大陸で視聴されていて、日本のYouTuberも知られているようです。そこにすぐさま反応したのが件の女性YouTuberだったのです。彼女のすごいところは、YouTuberという地位を生かして中国語を学び、中国語で積極的に情報発信をすることに決めた点です。とにかくフットワークの軽さに驚かされました。実際、北京語を学習するために専属の講師を付けて、一生懸命語学を学んでいるところが動画で紹介されていました。その会もあり、中国国内のアワードに招待されたり、彼女の活動が中国国内でも少しずつ認められつつあるようです。自動翻訳機能の発達により、自分でその言語を知らなくても自動翻訳ができる世の中になりました。しかしながら、自分が何かを伝えようとしたとき、やはり自分で語学を学んで自ら進んで情報発信するということは、この情報化社会においても大切なことであるということに気付かされたのです。言語を学ぶことに関しては忍耐が必要ですが、それをもすぐに乗り越えて中国語の学習に取り組んでいる女性YouTuberには拍手を贈りたいです。その女性YouTuberだけでなく、中国の言葉で情報発信をする人が増えるかも知れません。
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